共有キッチンで入居者交流促す|architecture WORKSHOP

南六郷ハウス

物件紹介|2019年12月03日

右側の壁はプロジェクターが映せるように白く塗られた。奥の白い扉からルームAに入れる

 『南六郷ハウス』は1階の中央部分にコモンダイニングキッチンを設けた、コミュニティーを大切に考えて造られた賃貸住宅だ。全8戸、木造2階建てで、ガラス張りの1階部分が印象的な住まいである。

天井高約3.6mの共有部・開放的なロフト

 『南六郷ハウス』の最寄り駅である京急本線「雑色」駅周辺は、にぎわいのある商店街があり、駅から少し離れると、町工場や個人商店が点在する。

 この街について「しばらく住むと、この土地の良さが分かる。そんな場所」と語るのは、設計を担当したarchitecture WORKSHOP(アーキテクチャー・ワークショップ:東京都港区)の江島史華氏だ。同建物は地元で商売をする人が多い地域の特性を生かしつつ、新しい人間関係をつくり出せるような空間を目指した。

ガラスが印象的な外観

ガラスが印象的な外観

  建物周辺には銭湯・コインランドリーがある。そのため各住戸には浴室と洗濯機置き場は設けなかった。ルームBとルームCについてはルームシェア仕様となっており、共用部として入居者全員が使えるコモンダイニングキッチンを利用する。またコモンダイニングキッチン横に共用の洗濯機を設置している。

 コモンダイニングキッチンは、将来的に隣接する二つの住戸と合わせて2DKとして活用したり、さらにもう1住戸も合わせて3DKとして利用することもできる。

 交流の図りやすい空間とするため、コモンダイニングキッチンのワイドな壁には、白系統のペンキを塗りプロジェクターが映りやすいように配慮した。

ロフトの手すりは格子のため、開放感がある

ロフトの手すりは格子のため、開放感がある

 玄関はガラス戸とし、居室にはロフトを設けるなど、開放感のあるつくりも特長的だ。屋根は切り妻型のため、一番高いところで天井高約3.6mある。トイレの壁はフラットにおさめることで、壁との一体感をつくり視界を邪魔しないようにした。

木、コンクリート、ガラスが調和した賃貸

居室のトイレの扉は枠なしでおさめた。必要最低限な仕上げのみとし、過剰な装飾はしていない

居室のトイレの扉は枠なしでおさめた。必要最低限な仕上げのみとし、過剰な装飾はしていない

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