大東建託(東京都港区)は、自社で販売・改修する省エネルギー住宅のCO²排出削減量を「J(ジェイ)-クレジット制度」を利用してクレジット化するプロジェクトを開発し、申請。13日にJ-クレジット制度承認委員会から承認・登録された。同制度の活用によって、省エネルギー住宅の新たな付加価値の創出と普及促進、CO²排出量の削減を図る。
売買や他事業への補填が可能に
Jクレジットとは、国の認証制度で、事業を通じて温室効果ガスを削減した場合にその分をクレジットとして認めるというもの。このクレジットは、売買したり、企業の活動で発生したCO²の削減に充てたりすることができる。省エネルギー住宅の新築または省エネルギー住宅への改修を通じたCO²排出削減プロジェクトが、同制度にて承認・登録されたのは初。