木造の戸建て賃貸住宅やRC造の賃貸マンションおよび注文住宅の建築・販売などで年間65億4000万円を売り上げているのがヒノキヤレスコ(東京都文京区)だ。ハウスメーカーのヒノキヤグループで賃貸住宅部門の中核を担う同社の上村耕一社長に、会社の沿革や事業戦略について聞いた。
戸建てとRC造の賃貸商品軸に売上65億円
前期売上高は16%増と好調
―2020年12月期の売上高は前期比116%の65億4000万円でしたが、内訳について教えてください。
建築請負事業が中心です。RC造の実需向け住宅が50%、「TOWN CODE(タウンコード)」ブランドで展開しているRC造の賃貸住宅が28%、「PRIME ASSET(プライム アセット)」ブランドで展開している木造の戸建て賃貸住宅事業が22%の比率になっています。