賃貸住宅向けスマートホーム化支援サービス「IoTele(イオテレ)」を展開する三和テレム(千葉県松戸市)は、松戸市内の市民センターで地域住民をはじめオーナーや不動産会社向けにスマートホーム設備の体験会を実施。6月29日から4日間で約200人が来場した。
体験会に200人参加
IoTeleはIoT機器やスマート家電などの操作をアプリ上ですることが可能となるサービス。通信環境の工事からIoT機器の設置、保守、運営まで同社で行う。取り扱うIoT機器はスマートロックや顔認証で解錠可能なインターホンシステム、照らす以外の機能を備えたスマート電球など多数をそろえている。テレビやエアコンなど赤外線リモコンで操作する機器に関しても、専用の装置にリモコン情報を学習させることでアプリ上で操作することが可能だ。6月末時点で35棟の導入実績がある。
同社では教本を出版するなど、スマートホームの訴求を進めている。今回の体験会もIoT機器やスマート家電に触れ、有効性を確かめてもらうことが目的だ。今後も定期的に体験会を実施し、一般住宅や商業施設などにも同サービスを広めていく。
(2023年7月24日9面に掲載)