東証スタンダード市場に上場し、不動産開発を手がけるハウスフリーダム(大阪府松原市)は、木造アパート事業が好調だ。販売棟数を伸ばしたことで、2023年12月期第2四半期までの不動産開発・販売を含む不動産賃貸事業の売り上げは、前年同期比161%の増加を達成した。
第2四半期で事業売上2.6倍
22年12月期の売上高は前期比109.9%の129億6600万円。営業利益は同134.4%の6億6200万円だった。売上構成比率は新築の戸建て分譲が64.9%、不動産売買仲介が14.2%、不動産開発・販売、家主業を含む不動産賃貸事業が10.6%、建築請負が9.5%、残りが保険代理販売だ。
開発する木造アパートは、「F + style(エフスタイル)」。23年12月期の第1四半期〜第2四半期までの同商品の販売が伸長。前年同期比で4棟多い7棟を販売した。同シリーズは最寄り駅から徒歩約5分圏内の土地を同社が仕入れ、1棟あたり9〜12戸規模で企画・建築する。