三菱地所(東京都千代田区)は9月27日、高層複合ビル「Torch Tower(トーチタワー)」の起工式を開いた。高さは約390mで、竣工は2028年3月末を予定する。完成すると日本一高いビルとなる。59~60階に、賃貸住戸を約50戸企画する。
ホテルとの連携も検討
同ビルの開発は、JR山手線など複数路線が乗り入れる東京駅周辺約3.1haに及ぶ大規模複合再開発「大手町連鎖型都市再生プロジェクト」の第4次事業だ。10年間で4棟のビル開発を進め、Torch Towerが4棟目にあたる。
ビル名のTorchは「たいまつ」を意味し、「日本、そして東京の未来を明るく灯(とも)したい」という思いを込めた。商業施設、オフィス、ホテル、賃貸住宅といった多種多様な機能を持たせることで、幅広い層の人々が集う拠点を目指していく。