賃貸物件のエレベーターを点検・修理のため一定期間停止させる場合、賃料減額に応じる必要があるか否か

【連載】新・法律エクスプレス 第36回

法律・制度改正|2023年10月28日

 築30年の10階建てマンションのオーナーです。最近、1機しかないエレベーターの定期点検を実施したところ、不具合が見つかり、改修工事をする必要があることがわかりました。工期は約1カ月かかりますが、住民に補償をする必要があるのでしょうか。

改修で賃料減額の判例あり

 マンションの住民は、賃貸借契約締結の際に、築30年と築古の物件であること、エレベーターが1機しかないことを当然認識して契約しているはずです。

 しかし、だからといって、直ちに何の補償もする必要がないとすることはできません。

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