クレイル、日に2回の現場視察

管理会社ノート大規模修繕編

管理・仲介業|2023年11月15日

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 管理戸数330戸のクレイルは、大規模修繕工事において入居者からのクレーム防止を重視している。高い頻度で現場を訪れるようにし、工事についての入居者の意見をヒアリングする。加えて工事中には、入居者への訪問時に住まいに関する困り事がないか尋ね、入居者満足度向上へのきっかけにもつなげる。

工事中の入居者クレーム防ぐ

 売上高は2億〜3億円を推移しており、そのうち注文住宅の企画・建築が80%を占める。

 奈良県生駒市、奈良市を商圏とする。管理物件のうちRC造が40%、木造が30%、鉄骨造が20%。管理を受託するオーナーは70人ほどで、地主系が7割、投資家系が3割だ。

クレイルの会社データ

 従業員数28人のうち、賃貸管理部に所属するのは新田茂充執行役員のみ。大規模修繕の受注も新田執行役員が担当する。

 塗装の色合いなどを精査するデザイナー2人、パートスタッフ1人、現場監督3人、現場監督の補佐3人が大規模修繕に関わる。そのうち、1現場につき2〜4人の担当者を付けるという。

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