宅地建物取引業者の免許を持たない家主が大手ポータルサイトで直接入居者を募集できるサービス「ECHOES(エコーズ)」の登録者数が10月、2020年12月の開始から10カ月で2000人を突破した。
ECHOES登録者数2000人達成
通常、「SUUMO(スーモ)」や「at home(アットホーム)」などの大手ポータルサイトに募集物件を掲載する場合、宅建免許が必要になるので、掲載の際は主に仲介店舗が掲載作業を行う。しかし、掲載料や反響課金などのコストがかかるため、掲載することで問い合わせにつながりやすい物件などに絞って募集することが一般的。募集期間を1日でも短くしたい家主にとって、大手ポータルサイトに募集情報を載せられないのはデメリットだ。その点、家主がECHOESを利用した場合、SIRE(サイアー:東京都目黒区)が仲介会社として一般媒介するという形で入稿するため、掲載が可能になる。登録料は無料で、掲載料は30日間で1戸あたり税込み3300円だ。