和敬、工事内容を精査し費用削減

管理会社ノート大規模修繕編

管理・仲介業|2023年12月05日

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 管理戸数約1800戸の和敬(京都市)は、大規模修繕工事において見積書の精査を重視する。緊急の施工が不要な工事箇所を洗い出し、工事費用をおよそ2〜3割程度抑制することにより、案件の受注獲得につなげる。

施工会社同行で建物状況確認

 商圏は京都市が中心。従業員数は7人で、そのうち大規模修繕工事の提案担当者は営業部に所属する5人だ。

 管理物件のうち、RC造と鉄骨造が合わせて70%、木造は30%程度。管理物件の築年数は20〜30年が多いという。

大規模修繕工事を行った物件

大規模修繕工事を行った物件

 ハウスメーカーから管理業務を委託された物件が多い。そのため大規模修繕工事の見積書も、ハウスメーカーが提携している施工会社から、ハウスメーカーを通して送付される場合が全工事のうち6割程度を占めている。残り4割は、同社が元請けとして施工会社に一括発注を行う場合と、オーナーから施工会社の紹介を受ける場合に分かれる。

 1月〜10月末の期間で、3件の大規模修繕工事を受注した。平均の受注金額は1000万円だ。工事内容は外壁塗装、屋根の補修などが中心。前回の大規模修繕工事から10年以上が経過した物件を対象に提案する。

和敬の会社情報

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