ファミリーだけでなく単身者向け間取りでも人気の高い対面キッチン。今回は、対面型だからこそ気になるLDとキッチンの境目となるスペースについて紹介します。
作業用に生かせるカウンター
壁のないタイプ注目高まる
最近では少しでも圧迫感なくLDKとしての一体感があるように、上部の壁やつり収納をなくす仕様が多くなりました。また、腰壁にカウンター、その下に作り付け収納が以前はよしとされていましたが、最近は壁のないフルフラットキッチンも注目されています。(事例1)
せっかくの対面キッチン付きLDを使いやすくするために注意したいのは、やはり入居者ターゲットとLDKの広さ、形です。ファミリータイプの場合、狭くなりがちなキッチン作業スペースの補助として腰壁上のカウンターは便利ですし、手元やシンクが丸見えにならない高さまで腰壁があるほうが、幅広い層に受け入れられるでしょう。