不動産買い取り事業を手がけるネクスウィル(東京都港区)の丸岡智幸社長による著書。空き家や複数人名義の所有物件など、売却が難しい物件について、問題点や対策を解説する。
4月より相続登記の申請が義務化。相続人が、取得した不動産の出口戦略に頭を悩ませるケースが増えると予想される。同書では、相続や夫婦それぞれが住宅ローンを組むペアローンによる共有持ち分、事故物件などの「訳あり不動産」に関して、必要な知識やトラブルを未然に防ぐ方法を紹介する。5月2日に発売。
丸岡社長は2019年にネクスウィルを創業。空き家や建築不可物件などの不動産買い取りサービス「ワケガイ」、空き家の個人間売買サイト「空き家のURI・KAI(ウリカイ)」を展開する。
(2024年5月6日12面に掲載)