ナオス・テック、シートで傷を直す新工法

ナオス・テック

インタビュー|2024年06月11日

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ナオスシート補修工法の作業工程

 床材などを展開するナオス・テック(東京都墨田区)は「ナオスシート補修工法」の取り扱いを、6月から本格的に開始する。フローリングの新しい補修サービスについて佐藤喜政代表取締役兼会長に話を聞いた。

建具のイメチェンも可能

―新しい工法とは、どのようなものなのでしょうか。

 佐藤 独立行政法人都市再生機構(神奈川県横浜市)と開発した、シートフローリングの全く新しい補修工法です。

 引き渡し前の物件では、自主検査によって床や建具に傷があることを確認した場合、「リペア」を入れます。これはある種ルーティン化された作業工程です。この作業において補修箇所に「シート」を上貼りするだけで色、つやはもちろん、表面物性を変えずに床の傷を直すことができるのがナオスシート補修工法です。

―これまでのリペアとどのような違いがありますか。

 佐藤 これまでの工法、補修内容については疑問や違和感をずっと持っていました。

 リペアは補修専用の充填(じゅうてん)剤や塗料により「傷を目立たなくする」工法であり、「元どおりに戻す」わけではありません。「一時的なごまかし」が目的であるため、どうしても耐久面での不安は拭えません。作業者の技術によって仕上がりの差も大きく、色の違いや補修箇所の経年変化などによる二次クレームも多くありました。

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おすすめ記事▶『ナオス・テック、切って張るだけの床張りシート』

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