学生の生の声を聞く!コロナ下での部屋探し ~前編~
管理・仲介業|2022年01月05日
新型コロナウイルス下で学生賃貸の部屋探しの在り方やニーズはどう変わったのかを、学生入居者を集め、部屋探しのニーズを直接聞く新春の紙面座談会。一般賃貸や学生寮、コミュニティー型の賃貸住宅に住む学生計6人のリアルな意見が飛び交った。学生の引っ越し需要は、コロナ下で導入が進んだオンライン授業の影響で自宅に戻るケースが出てきて低迷したとの声も一部の不動産会社から上がる。そんな中でも引越しを選択した学生に賃貸住宅探しの条件や方法についての実体験と、今後希望する物件について取材した。
ビデオ通話を利用した内見で契約
内見以外すべてオンライン活用
―部屋探しの時期と手段を教えてください。
木村 現在、東京都西東京市の賃貸アパートに住んでいます。2020年12月ごろから部屋探しを始めて、21年1月中には入居に至りました。出身が宮城県仙台市のため、内見以外はすべてオンラインでのやりとりです。ポータルサイトは「SUUMO(スーモ)」と「at-home(アットホーム)」を使い、問い合わせ以降の手段は「LINE」を活用しました。やりとりは1社だけです。スマートフォンに通知が届くので、連絡を見落とすことなくスムーズにコミュニケーションが取れたと思います。