買取価格の査定サービスも
システム開発を手がけるマティアル(大阪市)は、地方の物件専門の売買ポータルサイト「田舎暮らし物件.com(ドットコム)」を運営する。
不動産会社が月額費用を支払って地方の売却物件を掲載。別荘の所有や地方への移住を検討する個人、買い取り再販事業者がサイトを閲覧し、不動産会社に問い合わせをする仕組みだ。
現在の登録物件数は928件。物件価格は100万円から1億円と幅広いが、平均で1000万円前後となっている。月間のPV(ページビュー)数は約30万、問い合わせ数は160件ほどだ。
物件掲載のための利用料金は月額1万5000円。掲載件数に上限はなく、初期費用も不要だ。利用企業が使用している物件管理システムと連携して物件情報を自動更新するプランも選択可能。このプランの月額料金は3万3000円、初期費用は11万円(いずれも税込み)。20社ほどある利用企業のうち、半数ほどが自動更新のプランを選択している。
7月からは、同サイト内で物件の買い取り価格の査定サービスも開始した。査定はマティアルが提携する不動産会社が対応する。以前より個人からの物件掲載依頼や買い取り依頼があったことに応えた形だ。
今後は、空き家や地方移住に関するコラムを同サイトに掲載することで、買い取り検討者の流入を図り、PV数や問い合わせ数の増加を目指す。赤崎大樹社長は「掲載すれば反響があるという状態をつくることで、利用企業および登録物件を増やしていきたい」と話す。
(2024年10月14日7面に掲載)




