スケルトンからデザイン
管理、賃貸、売買、建設など幅広く手がける第一住建ホールディングス(大阪市)は1日より、アートリノベーションプロジェクト「アート×不動産 丘の上の小さなアトリエ at YOKOHAMA(アットヨコハマ)」の販売を開始した。アーティストを支援する仕組みづくりを図るとともに、リノベ物件に新たな付加価値の創出を試みる。
同物件は、東急電鉄東横線・JR横浜線菊名駅から徒歩10分に立地する、築35年のRC造地上3階建て。マンションの一室を区分で買い取り、改修した。1LDKで、専有面積は67.05㎡。価格は4180万円(税込み)。
同物件の特徴はアーティストがスケルトンからすべてをデザインしている点。営業企画部の市川怜部長は「アーティストがリノベ事業に参画する場合、壁にアートを描いたり、飾ったりなど、部分的に取り入れる物件が多い。当物件は、一つの物件を丸ごとアートとした唯一無二の作品」と話す。