東京レコードマネジメント、紙の契約書管理の最適化提案

東京レコードマネジメント

インタビュー|2026年05月18日

東京レコードマネジメント 大久保 信明 社長

 高度な情報管理ノウハウを武器に、不動産業界特有の課題である「紙の契約書管理の最適化」を提案しているのが、東京レコードマネジメントだ。東京電力グループである同社はこれまで、原子力発電所の設備図面など、厳格な管理が求められる重要文書の管理を長年担ってきた。単なる書類の保管にとどまらず、契約書の管理から廃棄まで一気通貫で支援する同社の大久保信明社長に、サービスの強みと今後の展望を聞いた。

「使える」 データの基盤整理コア業務への注力を支援

業務負担を軽減働き方も変革

――不動産会社向けに「不動産契約書管理ソリューション」を展開していますね。

 単なる書類の「預かり」ではなく、契約書が生まれてから廃棄されるまでのライフサイクル全体を管理・代行するサービスです。契約書の原本を預かり、必要に応じて電子化やシステム登録を行います。これにより、契約書へのアクセスが向上し、業務効率化を図ることができます。また、電子化によって在宅勤務での書類参照が可能になるなど、業界の働き方改革にも寄与しています。

――ルーツは原子力発電所の設備図面管理にあるそうですね。

 当社は1987年、東京電力グループの機能分担会社として創業しました。当初は原子力発電所の設備図面など、厳格な規制下にある機微情報の管理を担い、「正確性・迅速性・トレーサビリティ」を追求するノウハウを培ってきました。そして、このノウハウは、規制によって「現場の状況と記録・図面が整合していること(コンフィグレーション・マネジメント)」を厳格に求められる環境で培われてきました。情報を正しく維持し続けるための厳格な管理基準と、情報の発生から保管、検索、活用、廃棄に至るまでの「情報・文書のライフサイクル管理」の工程が、賃貸借契約書の管理工程と近いことから、不動産業界、中でも賃貸管理業界が当社の強みが生きる市場であると判断しました。

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