「有機的なつながり生みたい」
「LINE」を活用した見守りサービスを展開するTri‐Arrow(トライアロー:岐阜県可児市)。10月に提供を開始した「らいみー」で、高齢者の孤独死や社会的孤立の抑制を目指す。
らいみーはLINEを使用した見守りサービスで、特別な機材は不要だ。毎日午前9時に、利用者の体調を確認する通知を送信。利用者は、その時の体調や気分に近い似顔絵マークを選んで返信する。
午前9時の通知に利用者からの返信がなかった場合は、午後7時に同社が通知を再送する。それでも反応がない場合は、翌日の午前9時に再度通知を送り、同日正午までに反応がない場合に電話をかける。電話応答がない場合、緊急連絡先となる見守り者にLINEで状況を通知する。見守り者が3時間以内にLINEを確認できなかった場合、利用者が住む地域の行政機関に連絡して対応を依頼する。