管理・賃貸仲介・売買仲介を行うアムネッツ(京都市)は、管理担当者がリーシングから物件管理までをワンストップで対応する「密着型管理」で受託数を伸ばしてきた。中小企業の強みを生かし、一人一人のオーナーに寄り添う。密着型管理の詳細について、滝本昌幸社長に話を聞いた。
管理担当者に窓口一本化
売上の8割が管理 ワンストップ対応
アムネッツの管理における差別化は、物件担当者が物件管理から工事窓口、リーシングまでを一括で行うことだ。これによりオーナーからの信頼や満足度が向上し、受託営業を行わずとも、主に追加受託や新規オーナーの紹介で管理を獲得している。
売上高のうち管理事業売り上げは8割と大部分を占める。管理事業売り上げの内訳は、管理手数料が5割、更新料や保険代理店手数料などが3割、工事手数料が2割だ。
京都市山科区内をメイン商圏とし、従業員は7人。管理担当者は滝本社長を含み3人で、賃貸仲介は2人、物件情報のポータルサイト出稿を担当するのが3人だ。