大阪府を地盤とする池田泉州銀行(大阪市)を擁する池田泉州ホールディングス(同)が、オンデマンド交通の運営に乗り出した。オンデマンド交通は、事前予約して指定の場所まで複数人が乗り合わせる公共交通だ。同社がコーディネーターとなり、地元企業と協力し地域住民からの予約に応じワンボックスカーを走らせる。狙いは、住民の足の確保による商圏からの人口流出の抑止だ。
予約に応じて走行 66の停留所に送迎
池田泉州ホールディングスのグループ会社・池田泉州エリアサポート(同)が2024年12月2日、大阪府岸和田市でオンデマンド交通「チョイソコきしわだ」の実証試験を開始した。
チョイソコきしわだは、予約に合わせて利用者を送迎する乗り合い型の交通サービスだ。運行エリアは岸和田市の春木・大芝校区。約2km四方のエリア内に66カ所、エリア外の病院に1カ所の停留所を設置した。利用登録を行った住民が、利用する30分前までにウェブサイトもしくは電話で、行きたい停留所と到着希望時間を指定して乗車予約を行う。乗車料金はエリア内が1回300円、エリア外は1回500円。12月中は事業開始キャンペーンで無料としていた。
停留所の地図。青で示されているのが商業施設の停留所、赤がその他の施設の停留所
利用者からの予約をまとめ、AI(人工知能)を活用したシステムが運行ルートを組み立てる。利用者は指定された時間に停留所に行き、ほかの利用者と乗り合いで目的地まで乗車する。
24年12月2日に行われたお披露目式





