分譲戸建て住宅の開発を行うウッドフレンズ(愛知県名古屋市)は想定利回り10%のファンドを組成し、12日より販売を開始する。
新規顧客獲得狙う
同社は不動産クラウドファンディングサイト「信長ファンディング」を運営し、同社の企画した不動産小口化商品を販売してきた。これまでは平均利回りは約5%で運用してきたが、組成10号記念として想定利回りを10%とした。
対象不動産はデザイナーズ賃貸マンションの「コレクション浅間町North(ノース)」で、名古屋市営地下鉄鶴舞線浅間町駅から徒歩6分の場所に立つ。名古屋駅まで電車で11分程度でアクセスできるベッドタウンだ。
募集金額は1480万円で、最低10口(一口1万円)から最高20口まで出資可能だ。予定運用期間は3カ月。高利回りのファンドを呼び水に新規出資者獲得を目指す。
アセットマネジメント事業部の亀井雅之次長は「当サイトの登録者でも未出資者からの投資や、新たな登録者を期待している」と話す。
(2022年5月2日・9日3面に掲載)