エスクロー開設後の手続き

【連載】サチ ハワイのアロハ通信 No.116

その他|2022年05月06日

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 ハワイからアロハ。今回は前回よりの続きです。

二重課税防ぐため米国でも確定申告

 エスクロー開設後、通常14日以内に、売主側が情報開示書、コンドミニアム約款書類、シロアリの検査報告書を買主に提出します。またインスペクションといって建物内の検査を行います。建物内検査において、修理箇所があった場合、売主は買主に対応しないといけません。その上で買主が問題ないとした場合、買主が内金をエスクロー口座に振り込みます。ちなみに、通常、金額合意後14日以内であれば、買主は無条件で白紙解約することが可能となります。また最後の引き渡し前の確認の際には上記修理箇所の工事完了および清掃会社による清掃やカーペット洗浄の手配を行います。最後の引き渡し登記の前に、エスクローの弁護士が作成した権利書(Deedといい、売主から買主に所有権と譲渡するための公的文書)の公証手続きを行います。公証手続きは、ハワイのエスクロー会社や日本の公証役場で署名することが可能です。

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