ハウジングエステート 仙台で7000戸弱受託 8店舗展開【成長企業インタビュー】

ハウジングエステート

インタビュー|2025年08月19日

 管理戸数6849戸のハウジングエステート(宮城県仙台市)は、受託戸数を年間1000戸超伸ばした。急成長を支えるのは、人だ。人材を増員し、その定着を重視することで経営基盤を安定させる。同社を成長企業へと押し上げた2代目の千葉房樹社長は「残業ゼロ」で管理1万戸を目指す。

残業ゼロで目指す管理1万戸

M&Aで伸長狙う 東北エリアへ拡大

 ハウジングエステートは、管理と賃貸仲介が成長基盤だ。

 管理戸数は6849戸、賃貸仲介件数は年間4000件を超える。管理戸数は仙台市内で4番手(2025年管理戸数ランキング調べ)に位置する。7月には8店舗目となる賃貸仲介店舗をオープンした。

7月にオープンした8店舗目「長町駅前店」の外観

7月にオープンした8店舗目「長町駅前店」の外観

 創業18年目となる2019年に、千葉社長が創業者から経営のバトンを受け継いだ。従業員は80人規模にまで拡大し、地場中堅企業へと成長を続ける。

 24年8月期の売り上げは約13億円。事業構成比は、管理と賃貸仲介がそれぞれ40%、売買が20%だ。千葉社長は「売り上げ拡大のために注力するのは、売買。中でも投資用物件の販売だ」と語る。

 売買は全国規模の大手と競合する。そんな中、地場の総合不動産会社として差別化を図る。「優位性を持つための訴求力になるのが、管理と賃貸仲介だろう。リーシング力を武器に販売を強化していきたい」と千葉は話す。8店舗に上る賃貸仲介の店舗網と、管理物件の入居率92%を強みに売買事業を伸ばしていく。

管理戸数推移と売上構成比のグラフ

 ハウジングエステートは、24年の1年間で管理を1049戸純増した。このうち6〜7割は、不動産会社や建築会社からの紹介、他社からの管理事業の譲渡が占めた。千葉社長は「28年までに管理1万戸の達成を見据えている。そのために力を入れたいのが、M&A(合併・買収)。管理エリアは宮城県内を中心に、東北エリアまでに広げる計画だ」と話す。

 M&Aの対象には、管理戸数が200〜500戸規模の会社を想定し、既存社員の受け入れをセットで譲受する方針。これに伴い、同社は働きやすい環境の整備を進める。

福利厚生を充実 1万円超賃上げも

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