投資効果の見込みで工事判断

【連載】CPM®がもたらす高い職業倫理とプロフェッショナルスキル 第122回

賃貸経営|2025年08月27日

「実施しない」も選択肢に

改修目的を明確化 保有期間も確認

 資材価格の上昇と人手不足により、建築費は年々高騰しています。空室率も高まる中、オーナーが第一に考えるべきは「収益の最大化」です。そのためには、数字に基づいたPM(プロパティーマネジメント)思考が欠かせません。

 当社は大規模修繕を主軸に工事を手がけるほか、賃貸物件のオーナーでもあります。しかし、施行会社は「施工してこそ利益が出る」立場であり、オーナーと利益相反する場面もあります。

 CPMの資格を取得して以降、「オーナーの利益を最優先に考えること」を常に意識するようになりました。そのため、工事の打診を受けた際、まず「工事の目的は何か」をお尋ねしています。

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