デベロッパーであるエスリード(大阪市)の子会社、エスリード賃貸(同)は、賃貸管理に特化し事業を展開している。親会社が開発・販売した物件の受託を強みに、管理戸数を年800~1000戸ペースで伸ばす。賃貸仲介事業者から得た顧客の動きを親会社に共有することで、ニーズに合った物件の開発に役立っている。中澤博司社長に、成長戦略と今後の展開を聞いた。
年800戸純増、管理1万5000戸超
グループで開発 年1500戸超賃貸供給
―2022年3月期の売上高を教えてください。
売上高は非開示ですが、22年3月期で、21年3月期比36%増になりました。売り上げ構成比は、賃貸管理が90.6%、入退去に伴う工事の手数料が9.4%です。