賃貸仲介件数ランキングで8位になった北海道最大手の常口アトム(北海道札幌市)。店舗の統廃合や分業化により、高コスト体質を改善してきた。利益率向上に向け、付帯サービスの販売を強化する。賃貸仲介と両輪である管理事業においては、受託戸数拡大のためオーナーや金融機関との関係構築を進める。
付帯商品販売で利益率向上へ
売上高113億円 営利は32.5%増
常口アトムは安定した収益の基盤を整えつつ、利益拡大のフェーズに向かっているといえる。同社の業績は堅調だ。2025年9月期の単体の売上高は、113億100万円で前期比8.7%増。営業利益は8億8500万円で前期比32.5%の大幅伸長。利益率は7.8%と前期の6.4%より1.4ポイント向上した。
セグメント別では、売り上げの44.6%を占める不動産管理が前期比4.8%の伸長。34.4%と次に割合の大きい賃貸・商業仲介は同10.5%伸ばした。
賃貸仲介件数は3万451件、管理戸数は5万7474戸と順調に増加する。
21年12月にトップに就任してから、清河智英社長は生産性向上のための基盤づくりを進めてきた。




