コスモスモア、男性社員の育休取得推進

コスモスモア

管理・仲介業|2023年01月08日

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 主にオフィスの建築・リフォーム事業を展開するコスモスモア(東京都渋谷区)は、2022年10月1日から男性社員の育児休暇や休業取得を推進する施策を開始した。

手当、有休期間を拡充

 同社は、社員の労働環境をよりよくする「ワーク・ライフ・バランス」の実現のため、有給休暇の取得を勧めるなど、働き方改革に注力している。一方で、育休の取得率は、女性社員が100%であるのに対し、男性社員は約30%であった。男性社員を対象とした育休の実態に関するアンケートでは、「職場に迷惑をかけたくない」「収入が減少してしまう」といった回答が多かった。

 それらを解消するため、同社では三つの施策を導入した。一つ目の「子育て休業応援手当」では、子育てのための休業を取得する社員の業務を引き継いだ従業員に対し、月に最大10万円の手当を支給する。二つ目として、「出産前後特別休暇」を2日間から1カ月まで延長する。三つ目の施策では全社員に男性の育児の重要性を理解してもらうため、eラーニングを通じて育休に関する講座の受講を義務付ける。

 管理部総務人事課の松井伸城課長は「男性の育休の取得率を50%まで高めることを目標としている」と話す。

(2023年1月2日・9日33面に掲載)

おすすめ記事▶『不動産業界の働き方改革【後編】、男性社員の育休取得を推進』

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