物件再生、街づくりの目線必須【空き家問題に向き合う注目企業インタビュー】 ブルースタジオ,小田急電鉄,グランドレベル 企業|2023年02月20日 空き家問題に取り組む注目企業を紹介する。今回は、街づくりの目線から不動産のリノベーションを数多く手がけてきたブルースタジオ(東京都中央区)だ。物件の再生を行う際には街全体の価値を向上させる目線が重要だと説く。大島芳彦専務にこれまでの事例とともに、今後のリノベの在り方を聞いた。 求められる住み手の積極関与 一級建築士事務所でありながら、不動産会社としての側面も持つブルースタジオ。リノベの先駆者として、一つの物件の改修にとどまらず、団地の再生や過疎地域の遊休不動産の利活用も手がけ、これまでのリノベ実績は約2500件に及ぶ。そのうち、賃貸住宅は約300件、1500戸を占める。