約2万2000戸を管理するGood(グッド)不動産(福岡市)は、10月に不動産小口化商品の第2弾を、オンラインで発売する予定だ。不動産特定共同事業法に基づき、4月に電子取引の許可を得たため、第2弾商品は不動産クラウドファンディング(以下、クラファン)事業としてインターネット上での販売を行う。8月8日には、クラファンのプラットフォーム「ENjiNE(エンジン)」に、自社商品の専用サイトを開設した。サイトでは、出資者の募集だけでなく、契約書の発行や投資用物件のレポート作成・分析なども一括して行うことができる。
クラファンサイトをオープン
第2弾商品は、福岡市南区にある賃貸マンションが対象。匿名組合型で、最低出資金額は1口1万円、運用期間は1年の計画だ。牧野修司社長は「若い人たちに、不動産投資による資産形成の機会を提供したいと思い、気軽に出資できる企画にした。小口化商品をきっかけに、当社グループで提供するリフォームや売買仲介などさまざまな不動産サービスの顧客になってもらいたい」と語る。