鈴木資産管理(東京都江東区)は、中国人向けに、日本国内の投資用不動産情報を検索できるサイトを9月30日、オープンする。
オープン当初の掲載物件数は50件ほどの予定だ。運用する同社の鈴木学社長は、自身も海外不動産に投資するオーナー。中国生活経験もあり、中国語にも明るい。これまでにも中国語で物件を紹介するブログを運営しており、中国国内からの反響が一日1件以上は寄せられるという。また、収益用不動産を扱う業者とも取引がある鈴木社長。中国人からの問い合わせに対応できないという声を聞き、両者をマッチングできるサイトを立ち上げることとなった。
同社では物件情報をアップデートするほか、接客に不安を覚える業者には契約時のクロージングまで対応する。掲載は無料。業者は、サービス内容に応じて、契約成約時に片手仲介手数料の20~50%を同社に支払う。
現在、投資不動産物件を扱う日本クリード、ランドネットなどが物件情報を掲載予定だという。