住宅ローンを避ける層が増加

統計データ|2021年03月09日

 入居者がどんな考えで賃貸住宅を選んでいるのかが分かれば、空室対策がしやすくなる。持ち家を選ぶか賃貸を選ぶかの動向を知ることもその一つだ。どのような推移で変わってきているのだろうか。

 入居者属性を知ることは、空室対策において重要だ。世帯主を年齢別に見た場合の賃貸住宅の割合を見ると、賃貸住宅の入居者層の割合がよく分かる。

 総務省の『住宅・土地統計調査』によると、世帯主が25歳未満である場合、賃貸住宅である確率は96~97%で最も多く、年齢が上がるにつれて割合は下がっていく。生活基盤が整うことで次第に分譲住宅を購入したり、結婚などで世帯主ではなくなったりしているものと考えられる。つまり、賃貸住宅の入居者は、分譲住宅を購入するまでのライフステージにある人々がターゲットになるということだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 不動産適正取引推進機構、宅建士試験24万5000人が受験

    一般財団法人不動産適正取引推進機構

  2. 大阪民泊、万博後も需要堅調

    matsuri technologies(マツリテクノロジーズ),REAH Technolo gies(リアテクノロジーズ),DRILL(ドリル)

  3. L&F、空き家の抑制、適正管理を啓発

    L&F,山梨中央銀行

  4. 小菅不動産、管理物件を築年数でリスト化【管理会社の大規模修繕提案】

    小菅不動産

  5. 泉佐野市、空き店舗利活用 4年で17軒【リノベ商店街】

    大阪府泉佐野市,一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さの

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ