年間400万杯を売り上げ、関西では圧倒的な知名度を誇る塩ラーメンの『塩元帥』がフリーネーム型フランチャイズチェーン(FC)で全国展開に乗り出した。全力フーズ(兵庫県神戸市)の髙橋博司社長は、健康に配慮した安心・安全な食材にこだわり、納得の味を出すまで2年の歳月を費やしたという。
関西で30店舗出店の大阪塩系ラーメン
娘の健康を考え安心・安全な食材を使用
―『塩元帥』は、関西でも代表的な塩ラーメン店として知名度があると聞きました。
髙橋 2007年に『塩元帥』の1号店がオープンして、現在は関西を中心に直営店を30店舗、FC店を10店舗展開しています。このコロナ下でも業績をキープして、年間400万杯を提供しています。ただ、元々私が独立して最初に出したお店は『総大醤』というしょうゆラーメンのお店でした。その当時、ラーメンといえば豚骨一色でしたが、私はしょうゆラーメンが好きで自分の好きなしょうゆラーメンで勝負してみたいと思ったのです。