不動産DX阻むデータ連携の壁

【連載】現場レポート 賃貸業界のキャリア形成 VOL.110

統計データ|2021年07月31日

  • twitter

 さあ、そろそろ電子申し込みを行おう。そう考えたときに、ベンチャー企業からの提案サービスと、自社が採用している基幹システムからの提案で迷うという話をよく聞く。今回は、DX観点でのこの違いについて論じたい。

ポータルサイトや基幹システムがIT化を進めた

 賃貸業界の歴史は、ポータルサイトや基幹システムの歴史と切っても切り離せない。

 例えば、入居者募集。元々、チラシや新聞広告、あるいは貼り紙で募集していた世の中から情報誌に切り替わり、フリーペーパーとなり、ついにはインターネットで募集。2007年にリクルート(東京都千代田区)の「フォレント」が休刊され、「タウンズ」に移り、やがて「スーモ」が主流となる。リクルートが自らサービス領域を変えたのだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『大手と中小、不動産テック利用に違い』

検索

アクセスランキング

  1. アルデプロ、上場廃止

    アルデプロ

  2. 全国賃貸管理ビジネス協会、シンポジウムを開催

    全国賃貸管理ビジネス協会

  3. カナリー、LINEグループ対応開始

    カナリー

  4. Facilo、12億円調達 機能と支援拡充

    Facilo(ファシロ)

  5. LPガス、7月から法改正

    経済産業省

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ