大規模修繕でやるべき箇所についてカシワバラ・コーポレーション(山口県岩国市)リフォーム事業戦略本部の山本大地副本部長に聞いた。足場がかかる箇所は最低限実施すべきで、オーナー自身が劣化診断をするのは難しいため業者に依頼するのが無難という。
屋上の劣化、定期的な点検を
ー大規模修繕で絶対にやらなければいけないことは?
皆さんは大規模修繕というと、外壁の塗装や屋上防水を思い浮かべられると思うが、オーナーにも予算がある。大規模修繕は足場を組むため、足場にかかる部分は最低限でも施工をしておく必要がある。特に壁やバルコニー。廊下や階段は足場がなくても施工できる部分になるので、予算の関係で別途実施してもよいだろう。