大東建託など、賃貸業界大手が入社式
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ニュース|2022年04月11日
1日、賃貸業界大手各社が入社式を開催し、2年ぶりの新卒採用で100人以上が入社する企業もあった。まん延防止等重点措置が解除されたものの、開催方式はリアルとオンラインで分かれた
東建は2年ぶり100人超採用
業界最大手の大東建託(東京都港区)は、大東建託リーシング(同)と大東建託パートナーズ(同)との3社合計で217人が入社した。417人だった2021年の5割程度の新卒採用となった。21年に続きオンラインで行われた入社式では、新型コロナウイルス下で学生生活を過ごし、就職活動を行った新入社員に対し、小林克満社長がねぎらいの言葉を送った。
109人が入社した東建コーポレーション(愛知県名古屋市)は、2年ぶりの新卒採用となった。式はオンラインで開催した。
左右田稔社長兼会長は「若さとチャレンジ精神で難局を乗り越え、わが社の将来を担う人材に成長してもらいたい」と激励した。研修は、オンラインと対面のハイブリットで1カ月かけて行われる予定だ。
ハウスメイトパートナーズ(東京都豊島区)は、対面で入社式を開き、21年から6人減った46人が入社した。井関豊社長は「自己成長のために働き、努力を続ける社会人になってほしい」と語った。
研修は1カ月間かけて対面で実施する。新入社員は賃貸不動産の用語、営業のノウハウを学んでいく予定だ。
代表あいさつを務めるハウスメイトパートナーズの新入社員
大和リビング(東京都新宿区)は、21年から3人増え、42人が入社。本社7階の会議室で行われた式で匝瑳繁夫社長は、新入社員が生まれた年に起きた国内外のニュースを振り返った。また、米国の指導者の発言に触れて新入社員を激励し、「失敗を恐れずに行動してほしい」と祝辞を述べた。
APAMAN(アパマン:東京都千代田区)は、東京都中央区の日本橋にある会場で入社式を開催。21年から2人減り、13人が入社した。式では、大村浩次社長が「判断基準や意思をしっかり持って業務に打ち込んでもらいたい」と祝辞を述べた。
新入社員は1カ月間の研修でビジネスマナーや不動産の知識を身につけた後、グループの各企業に配属される。
(2022年4月11日1面に掲載)