国土交通省は、空き家の活用や管理方法について検討する「空き家対策小委員会」を設置。第1回の検討会を10月25日に開催した。
第1回検討会を開催
検討会の委員長は日本大学の中川雅之教授が務めた。委員として、横浜市立大学の齊藤広子教授、東京大学大学院の大月敏雄教授、NPO法人空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)の上田真一代表理事らが参加した。
検討会では国内にある空き家戸数や、空き家の都道府県別増加推移などの状況について発表。加えて、各参加者から空き家の有効活用方法や、空き家の清掃などを行う管理サービスについて伝えるなど、情報交換を行った。
同委員会の設置は、人口数や世帯数が減少していく中で、今後も空き家が増加していくことを見込み、空き家の発生抑制を目的としている。
今後も2023年1月までに3~4回ほどの検討会を予定する
(2022年11月21日1面に掲載)