コンテナボックスやトランクルームの開発・運営を行うエリアリンク(東京都千代田区)は、初となるトランクルームの小口化商品の提供開始を8月3日に発表した。長期運用後、中古物件を投資家に仲介し、投資家間の流通市場をつくっていきたい考えだ。
投資家間流通市場の形成狙う
トランクルームの不動産小口化商品ブランドを「ハローAct(アクト)」と名付けた。第1弾は、神奈川県横須賀市の郊外で同社が開発した1棟44室の物件が対象。不動産特定共同事業法に基づき、同社が任意組合を組成。物件価格1億1600万円の全額を投資家から調達した。1口100万円で、最低口数10口から。分配利回りは4.3%、運用期間は約10年2カ月。