受領遅滞【宅建試験解説】

【連載】2020年宅建試験まるかわり解説

管理・仲介業|2019年12月16日

  • twitter

Q.買主が登記や許可申請等に協力しない場合は? 

A.受領遅滞として責任を負う可能性があります

受領遅滞の効果は?

 債権者が受領を行わないために債務の履行が完了しない場合(受領遅滞)の措置として、現行民法413条では、「債権者は、履行の提供があった時から遅滞の責任を負う」と定めるだけでした。具体的に「遅滞の責任を負う」とは何か、そもそも債権者に受領義務があるのか、その根拠は何かについて学説上の対立がありました。

 学説上は、同条が定める責任を「債務者を保護するために法が特別に認めた責任」と解する法定責任説と、「債権者の受領義務の違反に基づく債務不履行責任」と解する債務不履行説が対立していました。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『債務不履行に基づく損害賠償【宅建試験解説】』

検索

アクセスランキング

  1. アルデプロ、上場廃止

    アルデプロ

  2. 全国賃貸管理ビジネス協会、シンポジウムを開催

    全国賃貸管理ビジネス協会

  3. カナリー、LINEグループ対応開始

    カナリー

  4. Facilo、12億円調達 機能と支援拡充

    Facilo(ファシロ)

  5. LPガス、7月から法改正

    経済産業省

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ