賃貸住宅を約6400戸管理する西田コーポレーションは、新築やリフォーム、リノベーションなどの工事を行うグループ会社の西田ハウス(神奈川県厚木市)と連携し、管理物件での大規模修繕を進める。提案時に、賃料収入などの予測ツールを使い、オーナーにシミュレーションを提示。同ツールの導入により大規模修繕の提案からの受注率を約2割高めた。
受注率2割向上に奏功
西田コーポレーションは、神奈川県の県央エリアである厚木市、海老名市、秦野市を主な商圏とする。従業員は西田ハウスと合わせて104人。大規模修繕の提案は、オーナー対応業務担当の6人が行う。管理物件の平均築年数は29年。木造が7割を占め、そのほか鉄骨造が2割、RC造が1割となっている。