怒りの抑制には練習が必要

【連載】現場レポート 賃貸業界のキャリア形成 VOL.141

管理・仲介業|2024年03月01日

  • twitter

 情的に「怒鳴る」ことの事業リスクが高まる昨今。いかにしてそのリスクを防ぐべきかのシリーズ第三弾をお送りする。

叱責は高リスク 笑顔で感情を鎮静

 「あの時、本気で怒ってくれたからこそ、今の自分があるんです。ありがとうございます」というセリフは、よく、昭和の昔気質の職人の話や芸人の修行話として横行した。しかし、今は「訴訟リスク」でしかない。「感謝などされず」、メンバーのメンタルリスクや退職リスクにしかならない。

 また、本当に「本人のためにここはしっかりと叱っておくか」と思ったとしても、「怒ったフリ」を演じていたはずが、本当に自分の言葉に酔って怒りが増幅してしまうことがある。これは「表情フィードバック」という現象である。

 むしろ逆に「優しく接する演技をしよう」「笑顔で対処しよう」と行動を変えると、怒りも次第に静まっていくのだ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『感情的な叱責は訴訟のリスク』

検索

アクセスランキング

  1. アルデプロ、上場廃止

    アルデプロ

  2. カナリー、LINEグループ対応開始

    カナリー

  3. 全国賃貸管理ビジネス協会、シンポジウムを開催

    全国賃貸管理ビジネス協会

  4. LPガス、7月から法改正

    経済産業省

  5. Facilo、12億円調達 機能と支援拡充

    Facilo(ファシロ)

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ