家主へのリノベ提案に活用
東海エリアを商圏とする総合不動産会社のニッショー(愛知県名古屋市)は、コンセプト型リノベーションシリーズ「&room(アンドルーム)」の第11弾を7月に公開した。
今回のテーマは「レトロ純喫茶」。名古屋市北区にあるRC造8階建てマンションの2LDKの1室を純喫茶風にリノベした。備え付けで設置した家具や照明、ドアなどをアンティーク調でそろえ、エアコンや窓は木目調のカッティングシートやステンドグラス風フィルムで加工。温かみのある純喫茶の雰囲気にこだわった。
広報企画部広告宣伝課の服部光一朗係長は「コーヒーや会話を楽しんだり、仕事や読書に没頭したりといった喫茶店ならではのくつろぎを再現できたら、暮らしがより楽しくなるのではと考えた」と企画意図を話す。
入居者ターゲットは、間取りから新婚やファミリー層を想定しているが、1LDKに特別な部屋が付くという視点で単身者も見込んでいる。家賃は元の賃料より1万5000円アップの9万5000円になる想定だ。
同居室はニッショー本社ビルに隣接する物件内にあることから、モデルルーム期間を通常より長く設定。住まいとしての機能を体感するだけでなく、楽しいことが体験できる&roomショールームとして広く活用したのち、今秋に入居募集をする。
同社では、こうしたコンセプトを持たせたリノベを施すことで、物件に付加価値がつくとオーナーへの提案に活かしている。費用に応じて改修するプランも用意。これまで制作した10戸のショールームに加え、「レトロ純喫茶ROOM」も横展開していく。
(2024年8月19日2面に掲載)





