『すずの木ハウス』は、東武鉄道「朝霞」駅より徒歩12分の場所に位置する、全6住戸がメゾネットタイプの賃貸住宅だ。全戸専用庭付きで、中庭には入居者が利用できる共同菜園がある。空室が出るとすぐに埋まる人気物件だ。
ガラス扉の玄関から見える緑豊かな中庭、共同菜園が住民の交流の機会を増やす
『すずの木ハウス』の設計を手掛けたのは、ブルースタジオ(東京都中野区)だ。同社の専務取締役クリエイティブディレクターである大島芳彦氏によると、賃貸物件の設計を手掛ける際、オーナーに物件について「あなただから(オーナー家の背景)」「ここだから(地域性)」「いまだから(タイミング)」の3点について、どう考えるか問いかけ、物件ならではの特長を導き出していく。