企業研究vol.131 生活プロデュース 神 幸博 社長

生活プロデューㇲ

インタビュー|2021年11月04日

  • twitter

生活プロデュース 北海道旭川市 神 幸博 社長(53)

 北海道の旭川エリアで数少ない総合不動産会社として創業15年目を迎えた生活プロデュース(北海道旭川市)。賃貸仲介店舗を市内に5店舗構え、管理戸数は1万14戸(7月12日時点)にまで拡大した。特に2016年以降は年間約1000戸ペースで受託数を増やす急成長企業だ。創業当初から掲げてきた「管理戸数旭川市内で1番」という目標を実現。地場大手の総合不動産会社として存在感を高める同社の戦略と、今後のさらなる成長目標について神幸博社長に話を聞いた。

旭川市商圏に創業15年で管理1万戸へ急成長

年間1000戸ペースで拡大 管理・仲介・売買の総合力強み

―創業当初は売買事業を中心にした会社を目指していたと聞きました。〝総合不動産〟を意識したきっかけは何だったのでしょうか。

 売買の事業を拡大するためには、安定した不動産情報を持つオーナーとの接点が必要になり、この接点は管理を受託することにあると考えました。また、管理を受託するための信頼度の獲得は、リーシング力にあると考え、管理・仲介・売買の三つの事業を総合的に取り扱うことで相乗効果が生まれるという考えに至りました。加えて、創業した06年当時は、商圏である旭川市内にはいずれかの事業に特化したタイプの不動産会社が多く、総合不動産会社として成長することで他社との差別化にもつながると考えました。現在、グループ全体の売上高は14億円。その内訳は、賃貸管理が70%、賃貸仲介・売買が30%となります。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『九州・沖縄エリア2位別大興産, 北海道・東北エリア5位生活プロデュース、管理戸数増加の理由とは?』

検索

アクセスランキング

  1. ハウスコム、上場廃止へ

    大東建託,ハウスコム

  2. エステムプランニング 賃料改定、約5%アップ

    エステムプランニング

  3. イッツ・コミュニケーションズ、共用部カメラで遠隔から確認

    イッツ・コミュニケーションズ

  4. 賃貸仲介会社の営業停止続く

    シティホーム,キンキホーム

  5. 既存物件に省エネ部位ラベル

    国土交通省,大東建託パートナーズ,積水ハウスグループ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ