白とブラウンで落着きある空間を演出。空室期間1年の物件が工事中に成約
2014年10月11日 | リノベーション
築30年を迎える全30戸のRC造7階建てマンション「松山ハイツ鷺沼」をリノベーションし、賃料1万5000円アップに成功したミニミニ神奈川(神奈川県横浜市)。
和室2部屋の3LDKの部屋を、ブラウンを採り入れた「落ち着きのある空間」に改装した。
1年に及ぶ空室期間があったにも関わらず、工事中に30代新婚夫婦が契約した。
場所は、東急田園都市線鷺沼駅から徒歩10分。
全室3LDKのファミリー向けタイプで、10.5畳のLDKに洋室1部屋・和室2部屋という構成だ。
これを、広いスペースへのニーズが高い傾向にあることから、和室の間仕切りを取り、16.5畳の広いLDKを持つ2LDKに変更。
ダークブラウンのフローリングは白の木目調フロアタイルに変え、壁は全面を白のクロスに統一した。
一方、建具はブラウン系でまとめ、LDK壁面のアクセントクロスにもブラウンを使用し、ホテルライクな落着きある雰囲気に仕上げていている。
【ホテルのような内装で高級感を】
白の床にもアクセントとしてブラウン系のフロアタイルを幅約45cmのライン状に敷き、デザイン性も付与。
壁際にあったキッチンは、リビングと対面するカウンターキッチンにした。
【カウンターキッチンは新設した】
イメージパースを見て入居を決めた夫婦は「他の物件にはないデザインが気に入った」と第一印象を語る。
工事費は約240万円。
賃料は10万円から11万5000円に上がった。