対面キッチンや棚が魅力
2017年09月04日 | リノベーション
20代新婚夫婦が内装デザインを支持
リノベーションに注力しているBATAHOUSE川端工務店(徳島県徳島市)は、築33年のアパートの1室を若い世帯向けにつくり変えた。
物件は徳島県吉野川市にある鉄骨造2階建ての「山川アパート」。間取りは和室3室の3DK(50㎡)から1LDKに変更し、玄関側にあった4.7畳の和室はウォークインクローゼットに変え、収納面を充実させた。
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LDKでは、パイン材で造作したオリジナルの対面キッチンが存在感を放つ。キッチンの背後の壁にもカップボードを造作。どちらも濃い茶色のウォールナットで塗装され、ビンテージ風の雰囲気に仕上がっている。テレビボードとして使える台やベンチも製作し、備え付けの家具として設置した。
建具のブルーグレー、アクセントクロスのグレー、床の木目調フロアタイルの茶色といったアースカラーが効いている。
家賃は3万8000円から4万2000円に増額した。内装デザインやインテリアを気に入って20代の新婚夫婦が入居を決めた。
同社の源麻衣子氏は「予算が限られていたため、オーナーさんにも解体や塗装などの作業に参加していただきました。結果的に物件に愛着を持てたようです」と話した。施工費は200万円。