女性入居者がセレクトした内装に
2015年02月15日 | リノベーション
ついに仙台にもカスタマイズ賃貸が登場した。
場所は地下鉄南北線北四番丁駅より徒歩2分。
宮城県仙台市青葉区上杉という人気エリアに建つ築30年のSRC造の9階建ての物件。
今回リノベーションを行ったのは、2階部分の約35㎡のスペース。
数年前までは診療所として使用されていたが、長く空きスペースになっていた。
電気・ガス・水道などのライフラインを全て引き直すなど、380万円の費用をかけて1Kの間取りに改修した。
「使用用途を事務所にするか、住居にするのかでオーナーさんも悩まれていました。しかし県庁まで歩いて5分という好立地を生かして、20~30代向けの1Kに改修しました」と語るのは、今回リノベーションを手掛けたエコラ(宮城県仙台市)の百田好徳社長。
「入居者と一緒に作る」というコンセプトのもと、入居者の決定後に一度、スケルトンに近い状態にした。
キッチンや壁紙などの内装を全て入居者用にセレクトされたカスタマイズ賃貸が完成した。
設備だけでなく家に帰ると、好きな壁紙や好きな色のタイルが迎えてくれるので、とても癒やされると入居者からも好評だという。
元々の家賃設定が4万5000円だったものが7万8000円と3万3000円の家賃アップに成功している。
周辺の新築相場の7万5000円をも上回る家賃設定で、リノベーションが完成した1年ほど前から、同じ入居者が住み続けている。