明豊エンタープライズ、自社企画・開発アパート 100棟突破

明豊エンタープライズ

その他|2020年12月02日

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10月に完成した『MIJAS池袋』。100棟目になる。

 収益不動産の開発・販売事業を手掛ける明豊エンタープライズ(東京都目黒区)は10月、同社が企画・開発する投資用一棟アパート『MIJAS(ミハス)』シリーズの100棟目『MIJAS池袋』を完成させた。

販売開始6年で達成 IoT機器を初導入

 場所は東武東上線北池袋駅から徒歩12分。鉄骨造3階建てで、総戸数は9戸のアパートだ。

 2014年から都内を中心に開発・販売しており、100棟目となる『MIJAS池袋』では、初めてファイバーゲート(北海道札幌市)製のIoT機器『FG home IoT(エフジーホームアイオーティー)』を導入した。

 スマートフォンにダウンロードしたアプリで家電の遠隔操作が可能。スマートロックに加え、赤外線のリモコンで動くテレビやエアコン、照明などを操作できる。

 07年から早稲田大学理工学術院の高口教授と「住宅の省エネルギー性・快適性・長寿命化」をテーマに産学共同の研究を開始。『MIJAS池袋』は、IoT機器を活用した賃貸住宅の快適性や省エネルギー性の向上を研究する一環でもある。

 梅木隆宏社長は、「入居者だけでなく、家主や物件購入検討者にもIoT機器を体験してもらいたい。そのため、年内はモデルハウスとして運営する。今後も居住ニーズに合わせ、間取りなどのベースの部分は変えず、可変性を持たせられるような物件を開発・販売していきたい」と話す。

 

明豊エンタープライズ 梅木隆宏社長の写真

明豊エンタープライズ
東京都目黒区
梅木隆宏社長(60)

 

 

(11月23・30日15面に掲載)

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