畳・床材メーカーのダイヤロン(東京都中央区)は、厚さ7mmの置き畳「超極薄畳 tattamy(タッタミー)」を2021年6月より販売している。和室以外でも畳を気軽に利用してもらう狙いだ。
民泊施設で導入進む
従来の置き畳の厚みは約60mmと決まっている。一般的な畳を洋室に敷いた際、畳の厚みが、開き戸やクローゼット扉の開閉を妨げていた。7mmという薄さの製品は、開き戸の下まで敷ける規格になっている。これにより、洋室でも扉の位置を気にすることなく、敷き詰めることが可能だ。また、ロボット掃除機に対応できるよう、現代の生活環境に配慮した。