ハウスリンクマネジメント　菅谷太一社長　賃貸建築・販売で売上高33億円

　ハウスリンクマネジメント(東京都千代田区)は木造アパートの開発と建築で業績を伸ばす。年間の販売棟数は31棟に上る。グループ売上高は2022年11月期に33億円。設立10周年となる23年11月期は、21％増の40億円となる見込みだ。エリア拡大と新たな顧客層の開拓を進め、さらなる成長にエンジンをかける。

年間31棟供給　アパート開発主軸

―木造アパートの開発が主力事業ですね。

　創業から5年間は中古物件の買い取り再販がメイン事業でしたが、19年から新築の木造アパートの開発や建築を始め、主力事業に成長しました。22年11月期のグループ売上高は33億円、営業利益は1億2800万円、経常利益は1億4400万円でした。新築アパートの建築と販売が売上高の約70%を占めています。

―賃貸管理やLPガスの販売もされています。

　賃貸管理戸数は2750戸です。新築事業を開始してからは、当社での管理をセットで販売しているため、22年は31棟を供給し、管理は年300戸ほどのペースで増加しています。プロパンガス(LPガス)はストック収入を増やすため、新築時に物件の販売とセットで導入しています。