ヒューリック、環境重視の商業施設建を拡充

【連載】千葉明の株式教室 No.294

投資|2019年11月18日

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高齢者・観光分野で30年までのCO²排出量45%削減目指す

中小企業向けの賃貸業で好収益

 不動産業界で「屈指の好収益率」企業のヒューリック(3003、12月期)の祖業は旧富士銀行(みずほ銀行)の店舗ビル管理。好収益の実態・背景を吉留学社長が、こう発言している。

①東京5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)の主要駅から徒歩3分以内の、中規模賃貸ビル事業に経営資源を集中している。日本の企業の99%が中小企業であり、当然の施策。
②みずほ銀行からの店舗賃料収入は全体の21%。賃貸マンションや高齢者施設業向けはサブリース方式で、空室リスクを負わない枠組み。前12月期の空室率は1%以下。
③2008年に東証1部移行後、連続増益・増配(今期も連続計画)。
④人口減少・高齢化という流れから、オフィス賃料収入が減少することは自然の流れ。今後は3K(高齢者・環境・観光)の新規事業分野の拡充を図る。至20年の中計も3K領域強化で進める。中計では「16%の営業増益(18年12月期比)」目標を掲げている。

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